夜叉が池~三周ヶ岳

日   程: 2014年11月11日(火)

天   候: 晴れ 

参 加 者: K川、K村(記録)、N谷(一般)

コースタイム:岐阜県側登山口駐車場8:30…9:45夜叉が池(休憩)10:05…11:15三周ヶ岳(昼食休憩)12:05…13:10夜叉が池13:15…14:15登山口駐車場


記   録

 北陸自動車道の木之本ICから国道303で岐阜県に入る。坂内道の駅で休憩の後、少し303を滋賀県の方に引き返し、夜叉が池登山口駐車場に向かう。国道303から分かれて約10kmの間1~1.5車線の狭い道を進んでいく。この道の両側の山々がこの時、全山紅葉のピークで大変美しかった。

 この道の終点が広くなっていて約40台ほどの駐車スペースがある。この駐車場の上の端が登山口になっている。この時は他に2台の車が停まっていた。この駐車場の近くにはトイレもあった。

 身支度を整え8時30分出発。まずは、沢の方に下っていく。最初の2回の渡渉の箇所には、木の橋がけけられているが、11月17日以降は、この木の橋が撤去され、登山道は閉鎖になるということだ。

 急な登り道で高度をかせぐと、ブナ林に入っていく。ブナの葉はすでに地面に落ちて茶色の絨毯になっていた。見上げると枝越しに青空がきれいに見えていた。

 幽玄の滝を過ぎ、岩壁に昇竜の滝が見えてくると、次に急な岩場が現れてくる。そこを登り切った鞍部に夜叉が池がある。ここまでの所要時間は1時間15分であった。

 木道を通り、休憩場所で池の周辺の木々が紅葉だったころを思い浮かべながら休憩をとる。

 時刻は10時、じゅうぶん三周ヶ岳に向かう時間はあるので、そちらに向かう。登山道はここから笹藪になってくる。笹をかき分けながら前進する。所々に岩場も出てくる。昇竜の滝の最上部辺りに進んできた。下から見上げた岩壁の最上部に位置するところだ。先端付近に立つとかなりな高度感がある。さらに笹藪の尾根を進んでいく。

 以前Y永氏と夜叉が池に来たときは、反対側の三国岳を目指した。こちらも笹藪で、しかも背丈が高いところが続き、下の道もはっきりしないところがあり、あえなく敗退した覚えがある。

 今回の三周ヶ岳方面も時々笹が背丈を超す時もあったが、大体は背丈以下なので、視界はそれほど悪くなかった。踏み跡もはっきりしていたので迷うところもなく、約70分で三周ヶ岳に着くことができた。山頂には一等三角点と少しばかりの平地がある。山頂の周りも笹藪なので、座ると景色はなにも見えないが、立つと360°のパノラマの景色が見られる。ここで昼食休憩をとった後、12時、来た道を引き返す。

 笹藪漕ぎで気を付けなければならないことは、ザックに取り付けている物の落下である。知らない間に笹に引っかかって、落としてしまうことがよくある。以前のY永氏は、コンパスを、今回は、ストックの落下があったが、ピストンルートであったので、ストックは帰り道に無事回収できた。

 急な岩場を下り、幽玄の滝で顔を洗い(美肌効果があるとか…)、14:15駐車場まで下山。

 予定より早く下山できたので、木之本にある紅葉で有名な鶏足寺に寄ってみた。夕方なのに観光バスが停まっていて観光客も大勢いた。お目当ての参道のモミジは少し色づいてきていたが、まだこれからというところだった。 紅葉山行はタイミングが難しいものです。


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