日 程: 2014年7月20日(日)
参 加 者: K枝、K坂、Y田比、O井、H田、腰痛持ちのY崎
コースタイム: JR北小松駅8:30 → 9:00獅子岩16:00 → 16:30JR北小松駅
記 録:
湖西道路を走り、集合地のJR北松駅に向かうが、段々と雲が黒くなってきている。いつ雨が降ってきてもおかしくない状態。(腰の痛い私は、心の中でこのまま中止にしてしまおうとの悪魔の囁きが。)
どん突きに車を停め、ひと汗をかいて獅子岩に着く。何時見ても立派な獅子の横顔です。
まずは南面のフェイスへ。中間テラスでピッチを切ります。
私は久しぶりにダイレクトルートへ。(入会の頃、当会のH野さんのフォローで初めて登ったことを思い出しました。)
乗り越しがちょっと微妙で、右手で耐えながら左手で上部のしわを掴み、一気に体を持ち上げるのですが、腰が痛いので足が腰あたりのスタンスまで上がらない。這いつくばるようにズルズルッと体のフリクションを利用して抜けました。
全員がS子岩の頂上に着いた頃から大粒の雨がポツリポツリ。でもそんなに長くは続かなくて、しばらくすれば雲が薄くなり止みました。
少し雲で霞んでいますが、岩頭からみる琵琶湖の眺めは、非常にきれいです。クライマーでしか見られない風景を堪能する。
下降はダブルの懸垂下降。スルスルと降りてロープを回収するはずが、何度引っ張ってもロープが動かない。と言う訳で、K枝さん登り帰していただき回収する。(お疲れ様でした)
続いて東面のハーフ・ビターへ。
最初は細かいボルダームーブで中間部のガバを掴み、そのガバに左足で立ち込みバランスを取って上に抜けるのだが、なんせ腰痛のため無理な体勢で踏ん張れない。ヘロヘロになりながら登りました。
続いて何時かは登ってみたいと思っていた、きれいなフェイスのレオに取り付く。中間部までは掛かりの良いホールドが連続するが、後半は押さえつけて耐えるホールドが多く、その次の一手の状態がわからない中では踏み込むのにちょっと躊躇します。
なんとか持てるホールドを捜し、登り切れました。なかなか楽しいルートでした。
最後に北面のオープン・ザ・ウインドーを登る。ここはビン間隔も短くしっかり打ってあるために、安心して取り付けます。ただ、ちょっと湿っており、快適とはいかないところがちょっとマイナスでしょうか。
午後から天気が回復して、梅雨が晴れたような良い天気でした。ここには他にも新たに開拓されたルートがたくさんあるようなので、近々に再訪してみたいです。