日 程: 2014年7月6日〔日〕前夜発日帰り
天 候: 晴のち曇り時々ガス
参 加 者: Y森(CL),Y田(一般)の2人 出発 前夜 山森自宅18:15発
距 離: 20.5km 累積標高差 約1,800m 行動時間 約11時間
コースタイム:
3:55市ノ瀬(標高830m)→4:10車デポ地(875m) →4:34林道に出る(990m) →5:11釈迦岳登山口(1,110m)5:22→6:12水飲場(1,410m)6:18→6:45 1,640mで休憩6:50→7:58白山釈迦岳前衛(2,020m)8:14→8:50湯の谷乗越水場(1,940m)8:54→9:33お花畑(2,115m)9:45→10:40
2,355mで引き帰す→11:51湯の谷乗越水場(1,940m) →12:32白山釈迦岳(2,053.2m)12:35→12:44白山釈迦岳前衛(2,020m)12:59→13:51水飲場(1,410m)14:00 →14:32釈迦岳登山口(1,110m)14:41→15:26車デポ地(875m)着
記 録:
白山釈迦岳にオオサクラソウ等の花々を見に前夜発日帰りで行ってきました。この時期、白山を訪れる人は意外と多い。交通規制が始まっていないのと静かな登山が楽しめるからです。釈迦岳に行く人も多いのですが、難は行程が長いことです。友人のY田さんをお誘いし私の軽で行くことにしました。前夜22時半に市ノ瀬に到着し車中泊です。
早朝3時起床。4時に車を少し走らせ、釈迦新道入口近くに車をデポし4時10分まだ薄暗い中歩き出します。すぐにササユリが目に飛び込んできます。あたりはまだ薄暗く闇夜のササユリです。しばらくで林道に出て、そのまま林道を約2K歩くと釈迦岳登山口に到着です。ここからが本番。大きなブナが競うように並んでいる足元には、ショウキランも顔を出しています。小鳥のさえずりも気持ち良い。水飲場の水は地中から流れ出ているので冷たくて美味しい水です。樹林の中を足元の花を楽しみながら1,850mまで来ると木々も低くなり、周りの山々も見えだしてきました。ガスも取れて別山が見えます。最後の急登を終えると釈迦岳前衛に飛び出しました。丁度ガスも取れていて白山主峰、大汝山、七倉山、四塚山を正面に絶景です。ちょっと休憩して進みます。釈迦岳山頂を左から巻き、湯の谷乗越の水場まで緩やかな下りです。乗越の水場にはミズバショウとリュウキンカが咲いていました。この二つのお花は、いつもセットで咲いています。尚も進みお花畑に到着。ここで初めてオオサクラソウを発見。白山では釈迦新道にしかない花です。花はハクサンコザクラに似ていますが放射状に花弁がついています。いっぱい写真を撮って、その後もまだまだお花を求めて登って行きました。2,355mでガスもかかりだし午後からは雨も予想されているのでここで行動終了としました。帰りに釈迦岳山頂に行こうと山頂入口の小さな雪渓を登り、その奥に登り口はありました。これは、見落としてしまいそうです。山頂は眺望もなく、ただ山頂を踏んできたという感じです。今年は前回、来た時より残雪が多いようでした。
下山は、もう一度お花の写真を撮りながらです。帰りの釈迦岳前衛では、曇ってしまい、景色は望めませんでした。林道に出た頃には雲ゆきが怪しく降ってきそうで足早に車デポ地に駆け込みました。なんとか雨に合わずにすみました。永井旅館で温泉入浴し帰途に着きましたが、高速では雨がずっと降っていました。
今回は、暑いといってもまだ涼しい方です。このような涼しい時に、雨も降らず、お花の写真に夢中なれたのは、とても嬉しいことでした。でもこの時期、虫は多いです。特に虫が嫌な方は、十分な装備を持参下さいね。
(記録 Y森)