日 程: 2014年6月14日(日)
天 候: 曇りのち晴れ
山 域: 福井県敦賀市 西方ヶ岳(764.1m)標高差 約760m
参 加 者: Y森(CL・車)、N野(SL・車・救急・記録)、Y口(車)、A隅、I、T岡、A田、K西、K枝、A部、Y本(美)、M内、M品、S山、K光、T玉、以上16名
コースタイム: 膳所駅、栗東駅にてピックアップ後→堅田駅8:10→(湖西道路)→9:50常宮神社駐車場10:05発→10:30奥ノ院展望所10:40→11:20銀命水11:30→11:55オウム岩12:05→12:45西方ヶ岳山頂(三角点の確認、昼食)13:30→1415銀命水14:25→15:15常宮神社駐車場15:30→15:50敦賀市内「日本海さかな街」16:30→(湖西道路)→復路は、大津京駅、膳所駅、栗東駅で解散
記 録:
西方ヶ岳は、敦賀湾を形作っている敦賀半島のほぼ中央にあり、北の蠑螺ヶ岳とともに半島の主稜を構成している。野坂岳、岩籠山とともに敦賀三山と呼ばれ、今回は西方ヶ岳登頂にて、ハイキング部例会による敦賀三山の完登を目指す。
蒸し暑くもなく、雨の心配もない上々の天気に気を良くして、常宮神社駐車場から海抜3mの標示を通りすがりに確認しながら登山口に向かう。奥ノ院展望所までは人工階段の急登が続くが、25分ほどで到着。さらに、冷たい湧水のある銀命水まで約40分。昔から「不老長寿の水」と呼ばれる貴重な水場であり、私たちもここで十分にのどを潤す。途中、ササユリ、コアジサイ、ツツジなどの花や木々が目を楽しませてくれる。花崗岩から成る奇岩が点在し、「聞く石」や天然記念物の「オウム岩」(標高515m)などは圧巻である。
急登が終わり、標高550m付近から林の雰囲気ががらりと変わる。明るい、爽やかなブナの林を抜けて行く。枝を広げたブナの巨木も見られ、原生林かと思う様な素晴らしい林の中に、皆さんの朗らかな声が反響する。12時45分山頂到着。広場に建つ可愛い三角屋根の避難小屋の左脇をすり抜け、蠑螺ヶ岳への縦走路を右に分けて、20m程先に進むと二等三角点だけがひっそりと在る。
山頂からは、蠑螺ヶ岳を北に、眼下に敦賀湾を見下ろし、山と海の景色を一望できる。帰路は同じルートを下り、銀命水で1度の休憩をとっただけで、無事に常宮神社駐車場へ到着。
復路の目玉は、「日本海さかな街」でのショッピング。あれこれ買い込む人、しっかりと腹を満たしてご帰還の人など、楽しみ方は様々だ。
報告の終わりに、計画して下さったCLのY森さん、車を運転して頂いた方々、美味しいおやつを提供して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
次回の例会も、どうぞお楽しみに。
(記録:N野)