京都一周トレイルラン2014 東山コース

日   程: 2014年4月19日(日)
天   候: 晴れ
参 加 者: YN(CL・記録)、TK、KH、YT(一般)

コース概要: 京都山科毘沙門堂~大文字山~銀閣寺~瓜生山~比叡山~横高山~水井山~仰木峠~大原戸寺~江文峠~静原神社 距離 約30km 累積標高差 約1500m
コースタイム:9:00 山科毘沙門堂START - 9:38 大文字山山頂 - 9:45大文字火床 - 9:57 第1エイド(銀閣寺横 8km付近)- 10:16 パブテスト病院 - 10:52石鳥居(東山67)- 10:58 東山69 - 11:31 第2エイド(比叡山スキー場 16.5km付近)- 12:13 横高山 - 12:22 水井山 - 12:33 仰木峠 - 12:52 第3エイド(大原戸寺 26km付近)13:14 江文峠 - 13:33 静原神社GOAL(YNの記録です)

 

記   録

山登りへの体力づくりで始めたトレイルラン。昨年末からこのレースを完走することを目標に、同じ志のメンバーと練習会でトレーニングしてきました。

少々の雨でも当然のように開催されるこの手のイベント。当日の天気が心配でしたが2~3日前の雨予報からすっかり晴れに変わり、気分上々でスタート地点の毘沙門堂へ山科駅から向かいます。参加者は総勢597人!山科駅からは見た目にそれとわかる参加者の列が続きます。

スタート地点にはすでにTKさんとYTさんがスタンバイ状態。受付を済ませてゼッケンをつけると心地よい緊張感です。あとからジーパン姿でKH君登場。

 

参加者が多いため、事前のマラソン申告タイムの早い順に100人ずつの組に分かれて5分おきにスタートします。マラソン経験者のYTさん、去年もこのレースに参加したKH君、いつもモチベーションの高いTK師匠、私の順にそれぞれ分かれてスタートしました。

 

たくさんのランナーで賑わうスタート地点
たくさんのランナーで賑わうスタート地点
スタート最前列に並んでヤル気まんまんのYTさん。ウエストポーチのみのスタイルでスタート!
スタート最前列に並んでヤル気まんまんのYTさん。ウエストポーチのみのスタイルでスタート!

KHくん、余裕の感じを漂わせながらスタート!
KHくん、余裕の感じを漂わせながらスタート!
ヒザが心配だけど、いつものモチベーションで頑張って下さい、TK師匠!
ヒザが心配だけど、いつものモチベーションで頑張って下さい、TK師匠!

 

メンバーのスタートを見送ったあと、最終組の私は9時ちょうどにスタートしました。今回のコースは試走やハイキングで何度も歩いていたおかげで、ペース配分に気を配ることが出来ました。体が温まるまではとにかく序盤はゆっくりペースを守ります。といいつつ、みんな早い早い!少々の登り坂は結構なペースで飛ばして行かれます。なので、どうしてもその流れに乗ってしまいます。

 

スタートして10分ちょっとでしょうか。。

あれ?っと思って近づいてみたら5分前の組でスタートされてたTKさんでは!

ひざの具合をうかがったところ、「ゆっくり行くわー」と。ちょっと心配ですが、持ち前のモチベーションの高さで完走されることを願いながら、お先に行かせていただきました。

会のメンバーと参加して一緒に走っていることを感じられた、いい瞬間でした。

 

ゴールでお会いしましょう!
ゴールでお会いしましょう!
ナイスランです♪
ナイスランです♪

 

まだまだ始まったばかり。とりあえず、大文字山の登り下りを無事クリアすることが第一目標。というのも、先月の試走時、大文字の下りで足の古傷が痛み出すアクシデントがあり、とにかくその激痛が再発しないことを願いつつ慎重に走りました。

大文字への登りでは少しずつ途中休憩されるランナーさんをパスしながら、無理せず歩いて40分で到着。良い天気の中、走れることに気持ちよさを感じながら大文字火床を通ってまずは無事銀閣寺前の第1エイドへ滑り込みます。ここまでちょうど1時間。足も痛くないし、上出来です。

 

大文字火床はラン禁止のウォーキング区間。京のみやこを眺めながらのんびりと。
大文字火床はラン禁止のウォーキング区間。京のみやこを眺めながらのんびりと。
いい天気に感謝ですー。
いい天気に感謝ですー。

銀閣寺前第1エイド(約8km地点)。シリアルが意外と美味でした。
銀閣寺前第1エイド(約8km地点)。シリアルが意外と美味でした。
銀閣寺前からパブテスト病院の登山口までは再びウォーキング区間。観光客に混じってスタスタと歩きます。
銀閣寺前からパブテスト病院の登山口までは再びウォーキング区間。観光客に混じってスタスタと歩きます。

 

 銀閣寺周辺の住宅地を歩き、日本パブテスト病院横の登山口から比叡山を目指します。おそらくここからの標高差700mの登りが今回のコースの核心部だと思われます。まぁ、なにがどうであれ登りが続くので辛抱しながら頑張るだけです。ただ、瓜生山を東へ巻いてからしばらくは、アップダウンが少なく走って気持ちよい尾根のトレイルが続きます。こういうところばかりだといいのですが…。

 

ケーブル比叡手前の登りは当然歩きです。これは走れないです。
ケーブル比叡手前の登りは当然歩きです。これは走れないです。
渋滞のおかげでムリしなくていいので、ちょうどいいペースを刻めました。
渋滞のおかげでムリしなくていいので、ちょうどいいペースを刻めました。

比叡山からの京都の街を望みます。良い天気なんで一服したかったんですが。
比叡山からの京都の街を望みます。良い天気なんで一服したかったんですが。
スキー場跡の第2エイド(16.5km地点)。ジャムパン、バナナ、スポドリとたくさんいただきました!
スキー場跡の第2エイド(16.5km地点)。ジャムパン、バナナ、スポドリとたくさんいただきました!

第2エイドからすぐのツツジ。ピンクがとても鮮やかでランナー皆、癒されました。
第2エイドからすぐのツツジ。ピンクがとても鮮やかでランナー皆、癒されました。
あまりにも気持ちよい天気なんで、走るのがもったいなくしばらく歩きました。と、言いつつ体力回復させました。
あまりにも気持ちよい天気なんで、走るのがもったいなくしばらく歩きました。と、言いつつ体力回復させました。

 

第2エイドを過ぎると比叡山ドライブウェイと並走しながら浄土院、転法輪堂などの延暦寺境内を進みます。ハイカーの方に「どっから来たんや~」と声をかけられながらもゆっくりジョギングです。

そろそろ疲れも蓄積してきましたが、回峰行道に入りペースアップ!玉体杉では多くの参加者が休憩をとられていましたが、ここは休まずに先を急ぎます。このあとは、急登が連続する横高山と水井山。どちらも標高差は100mもないくらいなんですが、ここに来てのこの急登は第2の核心部。私の目の前で足が攣ってしまい、倒れ込まれた参加者の方もおられました。「大丈夫ですかー?」と一声かけ、気の毒ですが先に行かせてもらいました。

 

横高山への急登。思い出すだけで息が上がりそう…。
横高山への急登。思い出すだけで息が上がりそう…。
このルートの最高地点。標高794m水井山山頂。
このルートの最高地点。標高794m水井山山頂。

仰木峠からボーイスカウト道を下り大原へ。約300mの激下りです。膝を痛めないよう慎重に下りました。
仰木峠からボーイスカウト道を下り大原へ。約300mの激下りです。膝を痛めないよう慎重に下りました。
大原へ下ると目の前に金毘羅。クライミングゲレンデが良く見えます。
大原へ下ると目の前に金毘羅。クライミングゲレンデが良く見えます。

最後の登りを登り切って、江文峠。もう登りはありません。こんなに嬉しい江文峠は初めてです。笑。
最後の登りを登り切って、江文峠。もう登りはありません。こんなに嬉しい江文峠は初めてです。笑。
最後のロードは予想どおりキツかったです。平坦な走りやすい道なんですけど、もうチカラが残ってませんでした。
最後のロードは予想どおりキツかったです。平坦な走りやすい道なんですけど、もうチカラが残ってませんでした。

TKさん、心配しましたが無事ゴールされました。
TKさん、心配しましたが無事ゴールされました。
今後ともトレラン同好会?、よろしくお願いします。
今後ともトレラン同好会?、よろしくお願いします。

 

ゴールは当初予定の鞍馬から少し手前になり、静原神社。最後の峠を越える必要が無くなってコースの難易度は下がったかもしれませんが、十分満足できるキツさでした。

この日は良い天気のもと、4人全員無事完走できたことが何よりも良かったと思います。

この大会、タイムレースではなく順位表彰もありませんが、ICチップを使用しタイム計測はしてもらえます。597人中完走は男子505人、女子76人の計581人。完走率97.3%。

結果は以下のとおりでした。

 

YTさん 111位 4時間13分21秒
YTさん 111位 4時間13分21秒
KHくん 162位 4時間28分29秒
KHくん 162位 4時間28分29秒
YN   179位 4時間33分22秒
YN   179位 4時間33分22秒
TKさん 493位 6時間47分02秒
TKさん 493位 6時間47分02秒

 

参考までに、男子トップは2時間51分24秒、女子トップは3時間29分30秒でした。

(記録:YN)

 


 

【ひとこと感想】

 

トレラン大会初参加!しかし、大会直前に膝を痛め、完走は諦めていました。最後尾付近から比叡山の関門を越えて弾みがつく。「玉体杉」でチームメイトの三人にお詫びのメールを入れゴールを目指しました。

(TK)

 

天気も良くゴールした後はとても気持ちよかったです。次回はもう少し頑張りタイムを縮められるようにしたいです。

(KH)

 

昨年12月からこの大会を目標に時間があればトレーニングで走ってきたんで、久しぶりに普通に山登って山頂でゆっくりお昼ご飯してのんびりと下山する山歩きが恋しくなりました。

が、今回の達成感と満足度もかなりのものでしたので、しばらくはトレランと山歩きの両立です!

皆さま、お疲れ様でした。

(YN)