比良・坂下から小女郎ヶ池へ

日   程:2014年1月29日(水)

天   候:晴れ

参 加 者:K内

コースタイム:木の岡発10:15→11:00坂下 11:15~13:10 ・762~14:40小女郎ケ池南のピーク15:00~16:30林道~16:45坂下17:00→17:50木の岡

 

記   録

 1月19日に行けなかった小女郎ケ池へ、今日は坂下から下見も兼ねて再チャレンジ。ぽかぽか陽気につられての急な思い付きだったため準備不足で、家を出たのが10時過ぎというひどい時間になってしまっが、坂下は案外近かった。11:00着。
 小さなお宮さんの前に車を停めさせてもらい、少し離れたバス停にあるポストに登山届を放り込んだ。橋の上でワカンを着け、植林地の急斜面をよじ登る。雪の付き具合を見てから装備を決めるべきだったと斜面途中で気づくが、取り換えるのも面倒だったのでそのまま登り続けた。標高にして100m上の尾根まで登りつくのに1時間もかかってしまった。アイゼンにしていたら半分の時間で登れただろうと思う。標高550m付近の「涙のピーク」(形が涙のしずくに似ているので、勝手に命名)からは雪も深くなり、ワカンで正解。もう少し時間が早ければ雪が締まっていて歩きやすかっただろうなと、ここでも反省。

影

 赤いリボンや、黄色のテープ、白い荷造りひもなどの目印が所々についているので、結構歩かれている尾根だと思うが、今日は平日なので人影は無く、素敵な景色を独り占め。鹿やウサギ、その他の小さな動物たちの足跡が時々ルートを横切る。風もなく、とても静かだ。

午後2時を引き返す時間と決めていたが、このコースのハイライト標高950m付近の雑木林に登り着いた時にはすでに2時を過ぎていた。せっかくここまで登ってきてこれからというところで戻るのはもったいないし、天気も安定していて暖かかったので、リミットを1時間延長、3時までとする。

小女郎ヶ池
小女郎ヶ池

 傾斜も緩やかになり、雪も固まっていて歩きやすく、何とか3時前に小女郎ケ池を見下ろす大好きなピークに到着した。遅い昼食を食べ、のんびり周囲の景色をカメラに納めた後、同じコースを引き返す。去年は踏み跡のない坂下への一般道を下ったため、時々道を見失い時間がかかったが、今日は自分の足跡をたどればいいから楽に下れる。それでもぼんやりしていて、平へ下る尾根に入りかけ、あわてて修正した。こういう時GPSがあるのはとても心強い。

山並み
山並み

 尾根を最後まで下り無事林道に降りついたのが4:30、やれやれ一安心と思ったら、道際の斜面が崩れ土砂と倒木が林道をふさいでいた。谷ぎりぎりのところを木にすがりながら乗り越え、積雪30cmを越える道をつぼ足でよたよた歩き、5時前にやっと車に辿り着いた。
楽しい山行ができたことをお宮さんに感謝し、帰路に着いた。