日 程: 2013年11月1日(金)夜~3日(日)
参 加 者: Y森(CL)、Y口(SL)、K西(会計)、M内、M田(記録)
コースタイム:
1日(金) 20:00瀬田東IC→24:10足柄SA(仮眠)
2日(土) 6:20足柄SA→6:40大井松田IC→7:00大倉駐車場7:30→8:15雑場ノ平→9:00駒止茶屋→9:30堀山の家→10:20花立山荘→10:50金冷シ→11:10塔ノ岳11:30→12:00竜ケ馬場→12:40丹沢山→14:50蛭ケ岳 蛭ケ岳山荘(泊)
3日(日) 6:35蛭ケ岳山荘→7:40不動ノ峰→8:30丹沢山→9:50塔ノ岳10:30→10:45金冷シ→10:55花立山荘→11:35堀山の家→13:05大倉駐車場13:25→14:00大井松田IC→14:30足柄SA(入浴・昼食)16:10→21:30瀬田東IC着
記 録:
年に2回、ちょうど富士山の山頂に夕日が落ちる「ダイヤモンド富士」が見られるという日の夜に出発。スムーズに車を走らせ、東名高速・足柄SAの隅っこにテントを張って仮眠する。すぐ横に富士山からの湧水を汲める蛇口が設置されていて、夜中だというのにひっきりなしにポリタンクを持った人がやってくる。
まっしろ!
7時に大倉着。幸運にも大倉バス停横の「どんぐり山荘」の駐車場に入れることができた。1日500円はお安い。朝から快晴だ。首都圏から日帰りで登れる山域とあって、支度をする我々の横を続々と人々が山に向かって歩いていく。たくさんのどんぐりが落ちている山道を進むと大倉尾根の登りとなる。俗称、バカ尾根と呼ばれる階段状に整備された登りをひたすら登っていく。子供からお年寄りまで多くの登山者の列ができている。疲れたころに山荘があるのがありがたい。花立山荘辺りに来ると急にガスが出てくる。辿りついた塔ノ岳の山頂は広々としていて大勢の人でにぎわっているが、残念なことに真っ白で何も見えない。日帰りの人々はここまでらしく、ここから先は静かな歩きとなる。展望はきかないが、笹原が広がるブナ林が気持ち良い。晴れていたらさぞ気持ちのよい稜線だろういくつかのピークを越えて丹沢山に到着する。
ここも真っ白。ピークからいきなり急な下りが続く。不動ノ峰、鬼ケ岩ノ頭などいくつかのピークを黙々と上り下りして、やっと主峰の蛭ケ岳に到着する。
蛭ケ岳山荘
山頂横に立つ山荘は、すでに多くの登山客でにぎわっている。この日は100名近い人びとが宿泊で、狭い布団1枚に2名がぎっしり。現役山屋さんらしき男性数人がスタッフである。のんびりしていて夕食の支度にかかる気配もなく、ちゃんと夕食にありつけるのか心もとない。水場がないため水は2Lのペットボトルがなんと1200円だ。それでも、おでんに数種類の佃煮などのおかずとビールと焼酎で美味しくお食事タイム。明日のお天気に望みを託して、おしゃべりも楽しく夜が更けていった。
絶景! 富士山
残念ながら一日ずれたダイヤモンド富士には出会えなかったが、目覚めると小屋の窓から富士山がくっきりと見え、喜び勇んで山頂に向かう。真正面にド~ンと富士山。昨日とうって変って360度の大パノラマが広がり、裾野の街まで見渡すことができる。帰りはなんとも贅沢に、どこまでも富士山を眺めながらの歩きに疲れも感じない。やっぱり山はお天気だなあ。なだらかな笹原の尾根やキレットを越え、再び丹沢山から塔ノ岳へ向かう。塔ノ岳山頂は広々として360度の大展望だ。40分ほどゆっくりとコーヒータイムで極上のひと時を過ごす。お天気がよいこともあり、続々と登ってくる人々とすれ違いながら下る。登山道の多くが、木道や木の階段で整備されていて歩きやすく、子どもたちの姿も多い。どこで立ち止まっても眺めがよく、ゆっくり歩いて予定より1時間以上の遅れで大倉に到着する。
あしがら湯
帰りは、真正面に富士山が望める足柄SAに立ち寄り、エリア内の「あしがら湯」で汗を流す。富士山の湧水を使ったお湯と展望風呂からは金時山の眺めとが楽しめ、お勧めのスポットです。他にも足湯カフェやドッグランやコインランドリーもそろった足柄浪漫館でした。帰りは、連休とあって東名高速が渋滞。21時過ぎに帰りついたら、日本シリーズが最高潮の盛り上がり。楽天優勝の瞬間にも間に合って最高でした。