雨飾山　～　一日でたっぷり贅沢山行

記　　　録：

9/14～9/16の3連休、南アルプス荒川三山へ行く予定を天候不良のため中止に。それでも一日だけでも何処かに行きたいと言う事で、Y森天気予報士により、前夜発日帰りで、Y森さんの山スキーの精鋭のお友達2名と雨飾山へ行くことに。山スキーをやる人は平気で新潟まで日帰りで行ってしまうのです。遠かったけれども、ブナ林が綺麗で、起伏に富んだ雨飾山を楽しむことが出来、充実した日帰り山行になった。

21:00木ノ本ICでY森さんの山スキー友、40代の若い男性2名をピックアップ。糸魚川ICを経て道の駅「小谷」で仮眠。片道430k。遠いですよね。次の日は午後からお天気が悪くなるだろうと言う事で、道の駅を5時過ぎには出発。睡眠時間約3時間半。ホンに元気。

雨飾山の3つの登山口の内、一番ポピュラーな高原キャンプ場駐車場へ到着するが、早い時間にも関わらず、もう満車。やはり人気の山だ。中高年だけではなく、山ガール山ボーイも多く見かける。木道が整備された湿地帯を行く。初めて見る大きな泥柳の木も多く生息している。登山道はきちんと標識があり、0/11から始まる。大海川沿いを行くと綺麗なブナの森に出る。ここから急登だ。荒菅沢を経て広葉樹林帯の急峻な登りを450m登ると主稜線に出る。

そこから、笹平と言う笹原の気持ちのいい道を行く。武奈ヶ岳の西南稜のようだ。雨飾山の頂上はもうすぐそこ。山頂は残念ながらガスで何も見えません。本来なら、北アルプス、火打山、高妻山などが一望できるとか。最近はずっとこんな感じで本来なら見えるはずという山行が多いなぁ。でもブナが綺麗でちょっと岩場もあり、きれいな笹原の道もありと表情豊かな雨飾山をたっぷり楽しめて満足、満足。雨飾荘の温泉も素朴で良かった。

そして今日最後のプレゼントとなった、帰りに車で立ち寄った「鎌池」は、隠れた名勝で超おススメ。雨飾山と池に浮かぶ小島の木々が水面に映り、1枚の日本画を見るような風景に出合えた。雨飾山に行かれる方は是非立ち寄ってください。そして紅葉の時はきっともっと素晴らしい景色だろう。雨飾山の紅葉もきっときれいだろう。1日でとてもプチ観光もしたりの贅沢な充実した山行でした。