日 程: 2013年7月12日(金)夜発~14日(日)
天 候:
参 加 者: 秋元(CL)、小枝、香坂、竹平、大井
コースタイム:谷川温泉P6:30~二俣7:45~入渓点(間違い)8:00~間違いに気づく9:00頃?~戻る9:30~再入渓点(ヒツゴー沢)~肩の小屋19:15~19:45~熊穴沢の頭20:30~二俣22:30~谷川温泉P0:30
記 録:
12日の夜、道の駅「かがみの里」を21時30分に出発。名神、東名、中央道、長野道、上信越道、関越道と乗り継ぐ。途中1回の休憩で水上ICを出て、谷川温泉との中間ぐらいにある道の駅「水紀行館」に3時30分に到着。さすがにビールは飲まず、ベンチですぐに眠る。
翌朝、5時起床。なんだかすっきりしない天気で少し沢気分が落ちる。車に乗り、入渓点を探すが少し迷ってしまう。10分ほどのロスで出発点に到着。天気もそれほどは悪くなさそうだ。しばらくは整った林道。30分歩くと、沢に下りたり、はしごがかかっていたり、急斜面を下ったりと少し道が悪くなってきた。1時間15分で二俣に到着。周りは藪だらけだが、一応沢近くという事もありテント場になっている。休憩の後、ヒツゴー沢の出会いを探しながら歩く。ここで良いと思いどんどん沢を進んで行く。すると早くも雪渓が出てきた。目の前の滝は登れそうにもない。仕方なく巻くことにしたが、少しヤバそうなトラバースとなる。「おかしいなぁ?ヒツゴー沢にこんな難しい滝あるかなぁ?」と疑問に思い地図で再度確認。「しまった!隣のオジカ沢に入ってしまった。」この沢は難しいのだ。急いで出合まで引き返す。30分で元の出会いに戻れた。登りも入れると1時間30分ぐらいのロスタイム。しくじった。改めて地図を見るとヒツゴー沢の入りはすぐに分かった。時間のロスはあったが、コースの難易度、天気を考えて、予定通り沢を進む。大小たくさんの滝が出てきて、危なそうな個所はザイルを出した。トポでは分からなかったが、意外と高巻きも多く、ザイルを出すような滝も多かった。これでもかというぐらい滝を登り、時間も結構過ぎてきた。さらに登って行くと雪渓が出てきた。崩れると危険なので、慎重に間隔をあけて、雪渓の切れ目はザイルを着けて通過。その先も小さいがいくつも滝を超えていく。水がなくなってからも稜線めがけて腰までのハイマツ帯を進む。あたりは薄暗くなってきているがまだ稜線に着かない。結局19時15分に谷川岳の肩の小屋に到着。この時間なので、本来なら小屋で泊まるだろうが、「皆も元気で天気も良いなぁ!下には大量の酒と食料もあるし。」という事で、リスク覚悟の掟破りの夜間登山に突入。天神尾根を熊穴沢の頭の避難小屋あたりまでは歩きやすい。「いわお新道」も整備されており、明るいヘッドライトがあれば問題なしだ。大井さんの200ルーメンはあろうかというライトは大活躍。22時過ぎに二俣まで戻り、沢伝いのルートで、少し行く手を探す場面もあったが、日付けが変わり0時30分に登山口の車に到着。素早く荷物を車に積むが、両足には10匹ほどのヒルがついていた。当然、温泉も締まっていて風呂には入れず、血だらけのまま道の駅近くのコンビニへ行き、ビールをゲット。午前1時30分ごろからの夕食、宴会となった。
翌日予定していた白毛門沢はキャンセルし、谷川岳山岳資料館へ立ち寄り、観光気分で帰路に着いた。
(記録 秋元)