日 時: 2013年8月12日(月)~13日(火)
天 候: 晴れ
参 加 者: Y.N(CL)、一般4名 計5名
コースタイム:
12日(月)4:00京都南IC = 8:00安曇野IC = 8:30安曇の里無料駐車場 =(タクシー)= 10:00中房登山口
【1日目】
10:00中房温泉燕岳登山口 - 10:53第1ベンチ - 11:32第2ベンチ - 12:08第3ベンチ - 12:54富士見ベンチ - 13:50合戦小屋(ランチ)14:20 - 14:50合戦沢ノ頭 - 15:40燕山荘(チェックイン)16:00 - 16:40燕岳山頂(2762.9m) - 17:20燕山荘(夕食までビアタイム)
日の入り 18:30
【2日目】
日の出 5:04
7:00燕山荘 - 7:40 表銀座縦走コース P2682(蛙岩手前) - 8:07燕山荘8:23 - 9:18合戦小屋 - 10:01富士見ベンチ - 10:37第3ベンチ - 11:00第2ベンチ - 11:12第1ベンチ11:30 - 12:00燕岳登山口
地図/標高グラフ
記 録:
北アルプス燕岳へ。
今回は非会員のメンバーと計5名。あまり無理も出来ないので、中房からの往復とした。山行というより、避暑地へお出かけの感が強い。燕山荘泊もそのためだ。ここまで来て縦走できないのも、なんだかもったいない気がしたが、初めての山小屋。これはこれで良い体験をさせてもらった。やはりひとつずつステップを踏んでいけばいい。
会の報告にこのルートの説明は不要だろう。合戦尾根が北アルプス三大急登?これなら先月登った三股~常念のほうが、よっぽどキツイ。とても歩きやすく楽しい道だった。ルートよりも宿泊した燕山荘が印象に残った。某出版社アンケートによると「泊まってよかった山小屋第1位」だとか。まるで「雲上のホテル」。到着してすぐ屋外テラスで生ビール。ケーキセットもある。今回、朝食後はテラスで雲海を眺めながらcoffee timeを。贅沢この上ない時間だった。また、宿泊者が多かったわりに混雑している感じもなく快適に過ごせた。これも歴史ある山小屋の素晴らしいスタッフの成せる技なのか。
この日の夕食は3回に分かれた。我々は2番目。陽が沈むのを写真に収め、小屋に戻ってきたらちょうど18時40分の食事時間だった。チーズハンバーグがメイン。筑前煮もある。あったかいご飯も美味しかった。
夕食後のオーナーの談話タイムとホルンが良い雰囲気。オーナー曰く、コマクサの群生地の砂礫は非常にデリケートだそうで、人が踏み跡をつけてしまうとそこから雨水の浸食が始まるそうだ。ストックも合戦沢の頭あたりより上の森林限界からは使用しないでほしいとのこと。石突きが作った穴が雨水の浸食の原因になるそうで。あのコマクサのある風景を残すためにも我々も協力しなくては。燕山荘の収容人数に比べてテン場の設営MAXが30なのもそのあたりに起因するのかも。ちなみに、テン場はお昼前でいっぱいに。
今回は2日間とも見事な晴天に恵まれた。燕岳山頂からは360度の大展望と表銀座から槍へと続くキレイな稜線。裏銀座も常に視界にある。槍の向こうに笠ヶ岳が鎮座。また裏銀座に沈む夕日、明朝の雲海のご来光。そして、モルゲンロートで淡くピンク色に染まる槍を心行くまで満喫できた。
計画した後にわかったことだが、13日明け方前にペルセウス座流星群の活動が極大だった。月明かりもなく、観察するにはこんな好条件かつ好適地。しかし、私は小さいのを1個見るにとどまった。残念。これが、唯一心残り…。
あ、ライチョウも見れなかったな。次回への楽しみです。
だから山はやめれない。
(記録 Y.N)
高山植物はスライドショーにまとめました。
右下の再生ボタンをクリックして下さい。