奥伊吹 ブンゲン(射能山)

山スキーネット内雪崩講習会

山 行 日: 2013年 1月27日〔日〕

天   候: 曇り時々晴れ,小雪

参 加 者: 比良雪・H方(講師、CL) 山友会・Y森(SL)、S水、K枝、岳友会・M田

講習会内容: 弱層テスト(ハンドテスト、シャベルコンプレッションテスト) ゾンデ棒操作 雪庇の雪質観察 表層雪崩の跡観察

コースタイム:

9:00奥伊吹スキー場P9:15 → 9:30パトロール前出発(750 m) → 10:00第3クワットリフト下車(930mシール装着)→ ゲレンデ登行 → 10:30品又峠(1,010m) → 11:10運休停止のリフト途中(1,175m)で【シャベル・ハンドテスト】&昼食12:30 → 13:40ブンゲン山頂(1,259.7m)13:50 → 14:00 1,250mピークでシール取る14:10 → 1,190mでシールを張り登り返す → 15:05ゲレンデ上(1,205m)着14:00シールをはずしてゲレンデ滑降とリフト1本乗り滑降 → 15:45駐車場16:00発

記   録:

 H方氏の車で順次参加者をピックアップし現地へ向かう。昨日が吹雪で今日奥伊吹へ向かう車でちょっと渋滞し、奥伊吹スキー場に9時到着。いつもよりかなり下の駐車場に止める。パトロール詰所に計画書を提出にH方さんが行くと、「本来は禁止ですが、今回だけ特別に許可する」といわれたとか。リフト券2枚を各自が購入。リフト1本乗る。しかし次のリフトが動いてない(帰りにリフト1回乗りスキー滑降を楽しむ)ので仕方なくそこからシールを張りゲレンデ(ビーコンの確認テストをしてから)を登行。

第5トリプルリフトが動いていなかったのでゲレンデを登る
第5トリプルリフトが動いていなかったのでゲレンデを登る
品又峠から旧ゲレンデ途中、表層雪崩の跡をH方氏が説明
品又峠から旧ゲレンデ途中、表層雪崩の跡をH方氏が説明

 品又峠から旧ゲレンデをパウダーの雪を踏みしめながらラッセルを交代しながら旧リフト沿いを登っていく。途中の小さなピークから、ブンゲン山頂が見えた。途中でハンドテストとシャベルコンプレッションテスト、ゾンデ棒による感触体験をH方さん指導で実施。時間も遅くなったのでついでに昼食とする。休憩後、ブンゲン山頂にむけて旧ゲレンデを歩いていくと茶色い兎が駆けていく。ねぐらで寝ていたのを驚かせてしまったようだ。リフト上部から左へ方向を変えゲレンデ上部を見ながら歩く。途中ルート取りに思案したが、左に行く。それが正解。何回かのアップダウンを経て、ブンゲン山頂(1,259.7m)に13:40に到着。だが雲ゆきもあやしくなってきたので写真を撮ってすぐに引き返すことにする。

シャベルコンプレッションテスト実習
シャベルコンプレッションテスト実習
ハンドテスト講師による手本。指導中
ハンドテスト講師による手本。指導中

 1,250mピークまでシールを貼ったまま下りそこで、シールを取り、滑降下山する。途中分岐点で左コースを取ったら。ゲレンデへの尾根に戻れないかもと相談するため立ち止まろうとしたら、一番右にいたS水さんの足元から雪庇が2m程崩れた。が、幸いにも怪我はなかった。雪庇要注意です。さてシールを張って登り返そうということになった。ところが私とK枝さんは、シールがはずれ難儀する。そんなこんなで登り返して時間を取られ、ビーコン操作練習をする時間がなくなり、今回はパス。ゲレンデ上部でH方さんに先に滑ってパトロールへ下山報告をしてもらうことにする。私達はゆっくりとゲレンデを滑降。そして早く帰りたいけど、余ったチケットが勿体無いのでもう一回リフトに乗り、人でいっぱいのゲレンデを滑り楽しんで帰りました。

雪化粧の木々の中を登る
雪化粧の木々の中を登る
天気回復、頑張ってブンゲン山頂まであと少し、ガンバ
天気回復、頑張ってブンゲン山頂まであと少し、ガンバ

ブンゲン山頂(1,258.7m)にて
ブンゲン山頂(1,258.7m)にて
さあ、ブンゲンからの滑降です
さあ、ブンゲンからの滑降です