山 行 日: 2012年10月19日(金)夜発~20日(土)
天 候: 快晴
距離往復 : 距離往復 約21K
累積標高差: 約1,800m
参 加 者: Y森(CL),T橋(SL,車)さん,M宅さん(一般)の3人
コースタイム:
集合米原P20:45 → 上小池駐車場着23時半 早朝、刈込池を見てから別山を往復するコースとする。
6:07上小池駐車場発(標高920m)→6:50刈込池(1,090m)7:10→7:50三ノ峰登山口(960m)→8:03山越家跡(1,050m)8:08→8:55六本檜(1,420m)9:05→10:23ベンチ(1,900m)10:35→11:02三ノ峰避難小屋(2,080m)11:10→11:15三ノ峰山頂(2,128m)11:20→12:05御手洗池(2,215m)12:10→12:43別山山頂(2,399.4m)昼食、13:30→14:27三ノ峰山頂→14:35三ノ峰避難小屋14:45→16:00六本檜16:10→16:50三ノ峰登山口→17:05上小池駐車場着
記 録:
数年前にTまちゃんと行った刈込池。今回はT橋さん、M宅さんと私で刈込池~別山へ足を伸ばすことになった。そろそろ色づく頃です。19日夜20:45に米原Pに集合し一路,上小池駐車場を目指す。鳩ケ湯までも長く感じたのに、そこからまだ8K入り、やっと上小池の駐車場に着く。深夜の駐車場(約20台可能)には私達の他7~8台止まっていた。りっぱなトイレもあります。
翌朝5時起床。車は少し増えていた。駐車場には水場はあるが飲めないと書いていた。6:07、まずは刈込池をめざしてスタート。登り口には「686段の階段」との看板あり。けっこうな急登で階段もひと幅が高い。登り切るとブナが出てきていい感じ。刈込池湖畔までおりると水面には「逆さ三ノ峰」が、ばっちり写っています。池の回りの木々が少し紅葉していて、その上、湖上には水蒸気が少しのぼっていて「プチけあらし」みたいな感じで、静寂で神秘的な雰囲気がすばらしい。しかも私達3人のみ。充分に紅葉の刈込池を堪能し、三ノ峰登山口へ移動すべく来た道を帰る。
登山口で休憩せずに進むといきなりの急登にあえぐ。山越家跡で休憩後、歩き始めると少し緩やかとなってきた。杉の植林地を抜けるとブナ等の広葉樹が広がってきた。T橋さんを先頭に紅葉の木々の中をジグザグに登って行く。登山口から一時間ちょっとで六本檜に到着。正面の東に三ノ峰が紅葉の木々の中に見える。紅葉は例年より若干遅れぎみのように思える。
さて六本檜を出発し、しばらくは緩やかな登山道を行く。標高を上げていくと、段々と高い木々がなくなる。すると東~南方方面には、三ノ峰、石徹白の山々が綺麗に見えてくる。刈込池もカメラをアップにすると湖畔に人の列が見える。林道に目を向けると次々に車が来ているようだ。正面には剣ガ岩、後ろに赤兎山、大長山を見ながら登る。急登を登りきると1,900mにあるベンチに出る。やっと休憩です。ここからは左手に別山の下部らしき尾根が見えている。この先、急登を終えて左に巻いくと三ノ峰避難小屋に到着です。小屋から5分で三ノ峰山頂に到着。北に別山、その左横に白山本峰が姿をみせています。
休憩もそこそに出発。するとすぐに下山中のお兄さんが「今、そこで熊、見ました。気をつけて下さい」と情報を下さり、私達は急に熊すずをジャラジャラ鳴らし恐々進む。熊すずのお陰か、熊の姿を見ずに別山平に到着。内心は恐かった。そして今度は、御手洗池に写る「逆さ別山」を楽しむことができた。これも晴れていればのことで、今まで2回来ているがいずれも曇りか雨でこんな素晴らしい景色を見ることはなかった。ここから30分で別山山頂に到着。
別山山頂からは、とても景色良く北に、御前峰、剣ガ峰、大汝山、七倉山、四塚山、南に別山平、三ノ峰、石徹白の山々と続く。360度の景色を満喫し、あまりの心地良さに1時間近くも休憩してしまった。でも明るいうちに下山しなければ危ないので、そこそこで切り上げ下山に入る。帰り三ノ峰避難小屋を覗くと10人程の登山客、今夜はここで宿泊らしい。下山中は眼下の紅葉がすばらしく何度も何度も立ち止まり心ゆくまで写真を撮った。休憩は六本檜のみでなんとか日暮れ前の17:05に駐車場に下山できた。やった~21K。標高差1800m。でも、温泉入浴すると遅くなるので入浴なしで夕食のみPAでとって帰途につく。今回は刈込池の逆さ三ノ峰と別山まで行くという目標を達成できて満足です。それと近頃、他の登山客を追い越す山行なんてなかったので、今回は、めずらしく追い越し山行をしていまいました。(^-^)V まる。