山 行 日: 2012年5月26日(土) (前夜発日帰り)
天 候: 晴れ 風強し
距 離: 片道約6km
累積標高差: 750m
参 加 者: Y森(CL)、S水、N村、O(一般)の4人
コースタイム:
集合 米原市役所 20:30→ほうのき平P23:35
6:55ほうのき平P発→(バス) →7:45畳平バスターミナル(2,700m)8:07…→8:35一回目滑降開始地点(2,780m) →(滑降)…→8:40 2,650mでシール貼る8:50…→(登行) …→10:30乗鞍、剣ケ峰山頂(3,026.3m)11:10…→11:15稜線…→(真ん中の沢滑降)…→11:23 2,770mで休憩シール貼る11:35…→(登行)…→12:30 3,000mの稜線着12:40…→(一番右の沢滑降) …→13:10肩の小屋車道着(2,760m)13:20…→14:10畳平バスターミナル(2,700m) 14:20→(バス) →15:10ほうのき平P着 15:40→帰途→19:40家着
記 録:
25日(金)、夜遅く、ほうのき平駐車場に到着。ちょっと宴会してから仮眠。
26日早朝、ほうのき平駐車場の案内板に畳平のお天気が「天気晴れ、気温―3℃、視界良好」と出ていた。なんと去年より6度も低い。しかも昨日の雨は乗鞍岳では絶対に雪と思われ、重いが、アイゼン、ピッケル、クトーのフル装備で臨むことにする。
6:55発のバス(往復2,200円)に乗車。車窓からは笠ケ岳、穂高、槍、白山等、素晴らしい山岳風景が展開する。この景色が見られただけでも感激。7:45に畳平到着。風は少し強いが、すっきりと晴れている。準備をしてザックにスキーをつけていざ最終滑降へ。
8:07畳平を出発。肩の小屋への車道には昨年より多くの雪が残っていた。しばらく行くと左斜面ハイマツの中に雷鳥がいた。写真に撮るが少し遠くて上手く撮れない。残念。ドロップポイント(三叉路2,780m)まで来ると正面に乗鞍本峰が姿を現す。去年より相当雪が多そうだ。3本のルンゼはどれも下まで繋がっており、今年は最適そう。
滑り込み地点から、まず、1本目を滑る。大雪渓の平らな辺り(2,650m)まで滑り込む。ザラメの上に新雪5cm程あって私達が一番乗りで気持ち良く滑る。残雪量豊富、ここでシールを貼り、山頂まで登行開始。向かって一番右の緩やかな斜面を登る。あと380mの登りですが、標高が高いので空気薄くえらいです。でも若手のお二人はガンガン登っていかれる。N村さんはハイキング気分だったらしい。うらやましい。(-_-;) 風は風速10m以上ありそうです。
10:30に乗鞍岳剣ケ峰に到着。意外にも山頂付近は風がない。なぜだろう。山頂からは穂高連峰、槍、御岳などの山々の眺望は最高。早速御岳をバックに記念撮影。さあ滑降と下を見たら長野県側のバスが肩の小屋口バス停に着いたようで多くの人がありのように登ってきているのがわかる。長野県側のバスが着くと急に人が増える。
さて滑降は、真ん中の斜面を滑ることにする。2本目。ここでも新雪で快適。滑降写真を撮りながら滑る。途中から左斜面に出るように滑り、2,750m地点で登り返す。まだ風が強い。稜線から滑るはずっだたが、朝日岳山頂に2人登ってしまった。あとの2人は山頂へのルートを取ってしまったが、振り返ると手をふってるではないですか?登行稜線地点にもどり、4人集合後朝日岳北斜面を肩ノ小屋に向かって滑る。
3本目も快適で楽しい。でももう終了時間、ここから車道にでて、スキーを担いで畳平ターミナルへと歩く。ふりむくと乗鞍が大きく見え名残おしい。車道は残雪多く、しっかりとトラバースしていく。途中の車道から畳平の鶴ケ池をバックに今シーズンの滑り納め写真を撮って終了。
14:20のバスに乗って温泉入浴、食事も取らずに帰りました。6ケ月に及ぶ長~い山スキーシーズンは終わりました。皆様、今シーズンお付き合い頂きありがとうございました。