山 行 日: 2011年(平成23年)10月7日(金)夜~10日(月) 前夜発 馬場島テント 2泊3日
参 加 者: N岡(CL食料) K島(装備) B場 Y森(記録) K川(会計) の5人
記 録:
10月8日(土) 晴れ (距離14km 累積登り1,600m) 歩行時間約10時間強
コースタイム:
6:28馬場島発(760m) → (林道歩き) → 7:05ブナクラ取水堰堤登山口(970m) → 10:05ブナクラ峠(1,745m)10:20 → 12:15赤谷山山頂(2,260m)12:35 → 13:52ブナクラ峠14:00 → 14:45水場 → 16:05ブナクラ取水堰堤登山口 → (林道歩き) → 16:37馬場島着
早朝、冷え込んだ馬場島を出発。ゲートは閉められていて往復1時間強の林道歩きを強いられる。堰堤からの登山道は、ブナクラ谷の右岸に走っている。2~3回小さな沢を渡るのでルートに気をつけながら登っていく。時には岸壁を高巻くところやロープ場もあった。また、雨宿りができそうな岩屋も目についた。戸倉谷出合の最後の水場を過ぎると木々は低くなり、まもなく岩塊がゴロゴロする場所を登り終わるとブナクラ峠に着いた。
南に剱が、そして黒部の谷を挟み白馬三山や五竜が見える。山頂には、わずかに雪がのっている。赤谷山も猫又山も紅葉が始まっている。きれいだ。さあ、あと500m頑張ろう。ブナクラ峠からは最初は、尾根を登っていくが、1,850mあたりから小黒部側をとおり、小さな沢を登っていく。峠から2時間で赤谷山山頂に到着。けっこう遠く感じた。剱に雲がかかり始めていた。山頂は広場となっていて休憩にいい場所だ。南に少し高いところがあったので行ってみると少し大きな岩があって、ここが一番高い場所でした。山頂広場でK島さんが出して下さった果物の缶詰はおいしかったです。(^^ゞ。下山は気をつけながらも暗くなるのも心配で、17時半までなら馬場島荘で入浴可能なので早歩きとなる。馬場島に無事16時半頃着。夕食は外で鍋で宴会。
記 録:
10月9日(日) 快晴 (距離14km 累積登り1,700m) 歩行時間約12時間弱
コースタイム:
5:30馬場島発(760m) → (林道歩き) → 6:05ブナクラ取水堰堤登山口(970m)6:08 → 8:50大猫平(1,835m)9:00 → 10:00大猫山山頂(2,060m)10:05 → 10:50 2,160mピーク → 11:55猫又山山頂(2,378m)12:05 → 12:45日本庭園13:10→ 14:20大猫平14:33 → 16:43ブナクラ取水堰堤登山口 → (林道歩き) → 17:12馬場島着
今日のコースは、昨日以上に過酷。1時間早めて5:30に出発。昨日と同じ堰堤まで林道を歩き、堰堤横から取り付く。すぐに急登となり木の根、岩、やせ尾根、ロープと次々と出てきて一筋縄ではいかない登山道である。標高差約900mの岩と針葉樹帯の急登を登りきると突然道がゆるやかになり大猫平に出る。今までの苦しい急登から開放され別天地である。紅葉と池塘と大猫山、剱、赤谷山などの山々を眼前に道は走る。大猫平に別れを告げ、残り200mの急登を頑張る。登り切ると大猫山山頂に到着。
釜谷山、猫又山がすぐ近くに見える。山頂で写真を撮って猫又山に向けてスタート。でも秋でも今日の晴天は辛い。暑い、疲れた、もし、頑張ったとしても水が足らないので2,160ピークでY森のみリタイア。(T_T) 来た道をゆっくり帰り大猫平でメンバーを待つ。他のメンバーは11:55に猫又山山頂に到着。毛勝三山や剱の景色をたっぷり楽しんだとのこと。14:20に大猫平でメンバー合流。下山途中の登山者から分けていただいた水を一気に飲んで一息。ほっとする。今年の紅葉は良くないらしい、紅葉しないうちに枯れている。ここから2時間強の急下降。昨日よりもっと、注意が必要な登山道である。なんとか暗くなる寸前に馬場島に到着。馬場島荘のお風呂に直行する。(500円) 二日間無事に山行でき楽しかったです。N岡さま、食料まで準備、お疲れ様、そして、ありがとうございました。3日目は家に帰るのみでした。
(記録 Y)