三重嶽△974.1m

山 行 日: 2011年9月27日

天   候: 晴

報   告: T永

コースタイム

近江角川7:40---8:30石田川ダム8:40--9:35登山口9:45---11:20 P698m ---13:05三重嶽13:15---15:45登山口15:50---17:05石田川ダム17:10--- 18:10近江角川

 

記   録

 小浜行きのバスに乗っていたら保坂からO村さんが乗車された。車の駐車の関係でここから乗ったとの事。私は一つ先の近江角川で下車する。O村さんは近江杉山から武奈ケ嶽に登られて高島トレ-ルを下山される予定。バス停で準備をして出発。4月に一度計画したが残雪に阻まれて引返した。集落を抜け車道を歩くこと50分で石田川ダムに着く。4月には満開だった桜も今日は青葉だ。涼しい風の吹く歩き易い日だ。ダム沿いの道を進む。路肩が崩れてガ-ドレ-ルの浮いている所が一ヶ所あった。大雨の後のせいか各所で道路に水溜りが出来ていた。2時間ほど歩いて登山口に着く。登山道は急な登りで始まる。最初からペ-スは上がらず。すぐに休みたがる体をなだめて何とか30分歩く。やがて山腹を巻く道となり一息つく。すぐ上に尾根が見えているから540m付近を歩いているのか?

 短い急な登りで尾根に上がる。植林された尾根で二重山稜気味になった窪地を歩く。何ヶ所がヌタ場があった。しばらく行き左の小尾根に上がる。左が自然林、右が植林された尾根となる。「P698」と書かれた小さな標識を過ぎるとブナが点在し始める。木が邪魔して展望はそれほど無い。僅かに武奈ケ嶽らしい緩やかなピ-クが木の間越しに見える。760mの小ピ-クを過ぎた辺りから、ブナ林とは言えないがブナの木が多くなる。積雪のせいか形の変ったブナの木が何本かあった。右から小尾根が出合い、左からも小尾根が出合うと840mピ-クとなる。等高線の間隔が開いた登りも私にとっては急登だ。何とかピ-クに立つ。ここからはなだらかな尾根が続く。周りを見る余裕も出来た。すぐ左には686m独標から続く尾根の突き上げのピ-クが見える。右に大御影山らしいピ-クも見えるのだが、わざわざ特定する気にもならない。やがて急な登りとなる。これを登りきれば山頂だが頑張れないで休んでしまう。緩やかとなり道標に出合うとすぐ先が三重嶽△974.1m(点標名・山上ケ岳)の山頂だった。標石をカメラに収める。切り開かれて思ったより広い山頂だが、小灌木で展望はない。遥かに霞んでいるのは駒ヶ岳だろうか? 三重を「さんじょう」と読むのは、点標名の「山上」から来ているのだろうか。余裕を見て3時間と予想していたが3時間20分かかった。下りも予定時間を上回りそうなので早々 に下山する。段差が余り無く歩き易いので助かる。急な下りから緩やかな尾根となり、840mと760mピ-クを過ぎ、「P698」の標識を横目に下って行く。緩い尾根からトラバ-ス道に入り、急な尾根に出て下ると登山口に着く。2時間の予定が2時間30分かかった。ここからの車道歩きも時間がかかった。行きは2時間で来た道を2時間20分かかって暗くなったバス停に着いた。朝出会ったオバアさんに、もう一度会って「大丈夫か」と声を掛けられた。よっぽどヨタヨタ歩いていたらしい。

 これで「熊川」の三角点は終了した。残っている三角点の大半は簡単に行けそうにない。どこまで意欲が続くのか心配になって来た。頑張って後25個行くぞ!と気合をいれる。