山 行 日: 2011年5月21日(土)
距 離: 距離 約11km
累積標高差: 約1,200m
天 候: 晴れ時々曇り
参 加 者: T橋(CL)、Y森、O音(SL一般)の三人
コースタイム:
8:00白谷登山口P(標高260m)発 → 8:20 夜這いの水(450m)8:25 → 8:30 東尾根コース登山口(470m) → 10:05展望の良い岩場(1,070m)10:10 → 10:15横山岳東峰(1,130m)休憩 10:25 → 10:47 横山岳本峰(1,131.7m)昼食11:15 → 11:20三高尾根展望台 → 11:47 望横ベンチ(730m) → 12:10鳥越峠 (500m) 12:15 →12:50墓谷山(737.8m)13:18→13:50南卦寺観音堂(350m)14:00 →14:07南卦寺ご神木14:10(270m) →14:12南卦寺下下山口(250m) →14:20墓谷山登山口(標高220m)着 (デポ車に乗り、白谷登山口へ)
記 録:
22日計画の毛勝、山スキーが悪天のため中止に。でも体を動かしたいと前日の21日に横山岳を計画。
7:30に杉野集落に集合し、ここに車を一台デポする。もう一台で白谷登山口Pに移動する。駐車場には新しい小屋がたっていた。8:00にここを出発。20分程林道を歩き「夜這いの水」で一息入れた後、8:30東尾根コース登山口から山の中へ入って行く。O音さんが「この道新しいですね」といわれる。向こうをみるとそれまでの登山道がある。今までの道はよく崩れるので最初の急登だけ、新しくなったようだ。ジグザグの急登の連続である。少し登れば歩いて来た林道とともに墓谷山が見える。それにしても今日は暑いな。汗が噴出す。ふと気づくと蕨がそこらかしこに出ていた。
稜線にでると金糞岳や己高山が見える。久しぶりの湖北の山並です。(最近まで県外の山スキーばかり行っていたもので)今日は、健脚者についていけるかとやや不安でしたが、なんとかついていく。やがて標高750mを過ぎる頃、やっと道はなだらかとなりホッとする。ツクバネウツギ、チゴユリ、ガマズミ、ユキザサ、シハイスミレ、イワウチワ等の花々も出てきてうれしい。
さて標高800mを越えるとあたりはブナ林へと変わる。ブナの若葉は目にやさしく木陰をも作り出してくれ、気持ち良く進むことができた。やがて道は西向きにかわり、遮る木々も途切れ視界が急に広がり、ちょっとした岩場に到着。ここからは金糞岳や岐阜県側の山並、遠くに蕎麦山も見える。ここからまもなく横山岳東峰(1,130M)に到着。ここで休憩し、凍らせたグレープフルーツで冷をとる。でもここは、虫が多く、たかってうるさいのでゆっくり休憩できない。
東峰から本峰に向けて歩いていると、少し雪渓が残っていたが横断して、約20分程で横山岳本峰(1,131.7m)に到着。横山岳本峰で昼食休憩。いつもだと暑い紅茶を入れてくるのだが、今日は冷たい紅茶で大正解。冷たくておいしい。頂上は登山者が途切れることはない程の人気ぶりである。天気も持ちそうだし時間も早いので墓谷山まで行くことにする。鳥越峠まで大変急な下りで膝に堪える。私は何に引っかかったのか転倒。はずかしい。(^^ゞ
ヒトリシズカ、イカリソウ、フデリンドウ、ヤブツバキ等の花も咲いていた。残念ながらこのルートでは山シャクヤクにはお目にかかれなかった。鳥越峠で一息。さてここから200m程の登り。もはや、足も疲れ、お二人についていく元気もなく、徐々に離される。
なんとか12:50墓谷山頂到着。ここからは北東方面が切り開かれて展望も良い。横山岳も良く見える。ここでわらびを取ったり、喋りこんだりして大休憩になってしまった。横山岳裾の林道を撮ろうとして切り株に乗ったら、木が腐っていてボキっと折れ、今日2回目の転倒。(^^ゞ さてここからがまた急下降。私は、またまた滑って3回目の転倒。(-_-;) でも健脚のT橋さんも滑ってはる。それなら私が3回転倒してもおかしくはないと自分を励ます。そういえばどこかのHPにスパイクが欲しいと書いてあったなあ。そう、ここはすごく疲れる下山道です。
そうこうしていると雰囲気のある南卦寺観音堂に到着。なかなか古そうなお寺で鐘を一突き、荘厳な音に心が落ち着きます。やがて、ご神木が出てくるとその下が下山口でした。あと少し あるいて車デポ地に戻りました。皆さん何よりもまず、自販機に飛びつき喉を潤す。暑かったからね~。(^^ゞ
白谷登山口駐車場まで車で戻り解散。今日の注目点は、ブナ林のすばらしさ。墓谷山も行って一周したこと。そしてあの恐怖の下山道を転倒しながらクリアしたこと。皆様、お疲れ様でした。
(記録 Y森)