山 行 日: 2011年 5月 7日(土)~ 8日(日)
滑走 距離: 7km
標 高 差: 登り200m/下り 1,500m
天 候: 曇り
参 加 者: O畑(CL・比良雪)、Y森(SL・山友会)、O野(会計・山友会)、O音(一般)、S水(記録・山友会)
コースタイム:
7日 19:30 真野・O畑邸→20:45 敦賀IC(O音さんピックアップ)→23:00 立山IC→23:40 立山あるぺん村(仮眠)
8日 05:40 立山あるぺん村発→07:00 ケーブル立山駅発→07:30 美女平バス発→08:30 室堂着(派出所へ問合せ) 10:00 室堂発→10:30 雷鳥沢→11:40 室堂乗越付近(約2,460m)ガスで待機20分→12:00 滑走開始→12:30 標高1,700m付近デブリ地帯→東大谷合流→毛勝谷合流→取水口→14:50 馬場島着→16:00 ケーブル立山駅着(タクシー)→グランサンピア立山で入浴→18:00 立山IC→20:15 敦賀IC→21:30 真野・O畑邸
記 録:
この山スキーは4月29日の予定でしたが、例年より多い雪のため最終到着地点の馬場島までの道が通行止めのため、6日の開通直後に行ってきました。天気は良さそうではありませんでしたが、8日は回復に向かうとの天気予報でしたので決行しました。案の定7日は福井あたりから雨となりましたが、「立山あるぺん村」の屋根の下を仮眠場所にしたので夜中の激しい雨も気になりませんでした。
翌日は雨も上がっており始発7:00のケーブルに乗り、8:30頃に室堂に到着。
標高2,200m付近までは周りの山々も見えましたが、室堂ではガスと強風、富山県警の室堂派出所で情報を得て10時に出発しました。
雷鳥沢まですべり、シール登行し室堂乗越付近に到着したが視界ゼロのため20分ほど待機、気温は-2℃。
12時頃視界が晴れたので立山川へ向けて滑降開始。稜線からの急斜面は快調に滑りましたが、標高1,700m付近で谷全体を埋め尽くすような大規模なデブリに遭遇。派出所の情報では「今年はまだ雪崩は発生していない」とのことでしたが、ここ2~3日ですべて落ちきったような感じで、「もし滑降中に発生したら」と思うと背筋がぞっとする思いでした。
標高1,500m付近まではスキーを担いで大きな雪の塊の上を歩いて下り、標高1,300m付近からは川の流れも現れて崩れる寸前のスノーブリッジを渡りながら、14:50頃に馬場島に到着。予約していたタクシーを1:50も待たせてしまいましたが、16時頃にケーブル立山駅に無事に戻りました。