【山行日】2023年2月26日(日)晴天
【メンバー】T中(L)、T田(SL)、N堀(記録)
【コースタイム】9:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅―9:13 ロープウェイ山頂(坪庭)駅―9:45 坪庭―10:21北横岳ヒュッテ10:36―10:46北横岳南峰―11:05北横岳北峰―11:37北横岳ヒュッ12:23―13:06ロープウェイ山頂(坪庭)駅
晴れ渡る青空の下、計画より早く北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅(1,771m)に到着。9時から乗車チケットが販売されるので少し屋内の待合室で準備を整えていると、すでに列ができていた。ロープウェイは定員80名で乗客は皆それぞれが楽しみたいスノーボードやスノーシューなどを持って乗車。かなり混んでいたが約7分で坪庭駅(2237m)に着く。本格的な雪山は初めてで、天候と服装がうまくマッチするか心配だったが、事前のリーダーのアドバイスを参考に各自準備し、そしていざ外へ。少し素手で作業をすると手がすぐに冷たくなるので手袋をはめたりはずしたりしながら衣服を調整した。駅を出てすぐ目の前に広がる坪庭はほぼ平坦な歩きやすい散策周遊コースとなっており、しばらく登山靴のまま雪を踏みしめて歩いた。麦草峠方面の雪景色が美しい。少し行くと急登があるので、その手前でアイゼンを装着。スノーシューを持ってきたが、雪質が少し硬く踏みしめられているのでアイゼンの方が登りやいというリーダーの判断。このおかげで相当体力を温存できた。道は狭いところもあるが歩きやすく、登りもそれほどきつくはない。しかし標高が高いのでその分少し息が荒くなる。凍った針葉樹の中をぬけると北横岳ヒュッテに到着。ヒュッテは閉まっていて中に入れないが、横にある有料トイレは使用可能。外に少しテーブルと椅子がありそこで休憩ができる。ここから再び樹々の間をぬっていくと眼界に360度の美しい雪山景色が広がった。横岳南峰、到着である。紺碧の空に雪化粧した中央アルプス、御岳が眺められ、最高の景色であった。風は冷たく時折強かったが、清々しく、登頂した感をもたらした。しばらく眺めに見入っていたが、今度は北峰へ。5分ほどで到着。こちらも美しい眺め。極上の雪景色を楽しんだ後、名残惜しいが、風を避けて昼食をとるためにも再び南峰へ戻り、北横岳ヒュッテへ。そこで美味しい出来たておぜんざいとお団子をいただき、ほっこり。身体も温まり、山頂駅に向かう。下山途中の眺めも素晴らしく、帰りのロープウェイは空いていたので、最後に景色を再び堪能することができた。スノーシュー個人練習の間待って下さったり、共に雪に寝転んだりと終始楽しく過ごしていただいたお二人に感謝したい。雪山に抱いていた恐怖心が完全に払拭された山行であった。(N堀)
1週間前から天気予報を気にしながら、晴れますようにと思い続けての当日。
この日は夜中3時出発。高速道路で夜明けの空を感じ、朝日がオレンジに輝くのを見て今日は晴れる!と、3人で確信しました。
八ヶ岳ブルーと言われる意味がわかるほど真っ青な空で吸い込まれそうになります。2000m越えの山は初めて、
とにかく私には見る景色が初めてづくしでした!
片栗粉を踏むような感触、歩くたびにふーふーはーはー、と、すぐ息切れして、これが高山病?あとの2人は平気っぽいし、私だけ?慣れない初心者はこうなるんだな、と、痛感しました。思ったより人は多く、登山道は狭くてすれ違いもギリギリのところがありました。山頂からの眺めは想像を超えるいい眺め!神々しい山々。中央アルプス、南アルプスなどが見えました。ホントに感動です。いつか挑戦したいと心に決めました。
山頂ではせっかくなので、と、若者たちの真似をして、N堀さんと山頂ジャンプ!をしたり、人間魚拓を作ったり、(あ、雪質が硬くてカタチはできませんでした)、またリーダーから雪山についての知識も少し教えてくださり楽しい一日でした。一年分の晴れ女の運を使い切ったような快晴の天気に恵まれてホントに楽しい山行でした。(T田)
日程だけ決めて、行先は天候で判断。冬型の気圧配置で強風の心配はあったが、雪山入門コースで大人気の北横岳は最高でした。(T中)
【日程】 2023年2月23日(木)雨のち小雪、のち曇り
【参加者】M野、K内(車・軽、記録)
【コース・タイム】 7:00坂本大宮川観光駐車場→7:40坂下・452橋のたもと8:00~
8:15鮎屋山椒園跡地~9:45大岩~11:50少女郎ケ池南の小ピーク(付近で食事)
12:35~14:20大岩~15:30鮎屋山椒園跡地~15:40駐車場所着
→16:00坂本大宮川観光駐車場
記録:
いつも女性ばかりで行っていた「坂下から登る小女郎」山行に、初めてM野さんをお誘いした。よって平日ではなく、23日(木・祝)に実施。4人参加可能な日を選んだのだが、都合が悪い人が増え、結局2人だけの山行となった。このところ10人~20人という数が当たり前のようになっているのに、この少なさは企画者の段取りの悪さが原因か・・。
坂本出発時は雨、花折峠のトンネルを抜けると雪に変わった。危惧していた駐車場所も、いつもの橋のたもとの除雪場所に停められた。少しだけ新雪が乗る程良い量の雪。ラッセルはM野さんお任せ、後ろからついて登る。時々立ち止まって雑談しながらのゆっくりペース。計算によると3~4時間ほどの山行らしいが、結局登り3時間、下りも3時間。(笑)
今まで同じコースの山行では、標高900m以上の低木には樹氷が付いていた。氷のきらめきの中を抜けていくのがこのコースの眼玉なのに、今回は無し。それなりにモノクロの景色は美しかったが、ちょっと残念だった。
下りは二人ともワカン装着。どこにでも踏み込めるこの感覚はふわ雪ならでは・・子どもに戻って楽しんだ。最後の急な下りで2度転んで頭から雪に突っ込んだ。いつもは尻セードする場所が、雪が少なすぎて歩かざるを得なかったのが原因だが、中高年危険タイムで踏ん張りがきかなくなっていた体力のなさも大きい。忘れ物も多いし、またまた今回も猛省付きの山行だった。
(M野さん感想)
小女郎ヶ池を上から眺める場所ということで期待大の中、ラッセルの影響か太ももが軽く攣りながらも到着。
視界が開けた先には(池は雪の下なので雪原と言ってしまえばそれまでですが)、ガスに煙る神秘的な雰囲気を感じました。
K内さんお勧めの樹氷は見れませんでしたが、なかなかの急坂の雪歩きも楽しかったです。
ありがとうございました。
【日程】 2023年2月23日(木)
【参加者】 K原、T中、M田
【コースタイム】 マキノピックランド9:30―マキノ林道口10:00
-黒河峠12:20(昼食)13:05―マキノ林道口14:30
―16:30大津帰着
前々日は南部の方もかなり冷え込んで一日中小雪が舞っていたので、北部の方はさぞかし大量の積雪だろうと期待してマキノに向かった。
ところが途中に立ち寄ったマキノピックランドにほとんど積雪はなく、おまけに雪交じりの小雨という天候にテンション上がらず、白谷温泉にでも入って帰ろうと話しながらとりあえず奥の方へと車を進める。
林道わきに駐車すると間もなく雨もやんだので、様子を見ながら行けるところまで行ってみようと支度をして歩き始めた。
林道入り口から少し中に入るとなんとそこは雪国だった! 緩やかな登りの林道には踏み跡もなく、美しい雪道が続いていた。予想外の積雪量で、おまけに青空も見え始めて気持ちよくスノーシュー歩きを楽しむことができた。ゆっくり雪景色を眺めながら黒河峠に到着。1メートルほどの積雪で峠の標識もすっぽりと雪に埋れており、峠の先はさらに深雪のため進めず、予定の猿ヶ馬場はカットして昼食とする。
峠の周辺は豊かなブナ林が広がる。葉を落としたブナも、もうすぐ芽吹き始めるブナも、新緑のブナも、黄葉のブナも、どの季節も心惹かれるブナ林です。
スノーシュー歩きをたっぷりと楽しむことのできた嬉しい一日でした。 (M記)
【山行日】 2023年2月18日(土)曇りのち一時雨
【メンバー】 K原(L)、H川、M田、N西(記録)
【コースタイム】
7:00正面谷駐車場
7:20イン谷口―9:15金糞峠―9:40上林新道四辻―10:30コヤマノ岳―11:05武奈ヶ岳―
11:30昼食11:55―12:10八雲ヶ原―12:35北比良峠―13:15カモシカ台―14:00大山口―
14:15イン谷口
※当初の予定は欲張ってこんな感じでした(^^)
イン谷口―金糞峠―上林尾根―コヤマノ岳―武奈ヶ岳―八雲ヶ原―釈迦岳―神璽ノ滝―イン谷
【雪山を歩く時の注意】
雪道を歩く前には、無雪期にそのコースを歩いておきましょう。
夏道を冬に歩くと滑ったら非常に危険な場所もありますし、分かりにくく迷う恐れもあります。
そのルートが斜面をトラバースしているかなど、しっかり確認しておきましょう。
夏道は起伏が少ないのに冬道は尾根の上で起伏が多いことがあります。
溝のような道で雪が深くなるところなどは注意しないといけません。
比良で雪山ハイキングをしたいな~。氷瀑も見れたらいいな~と思って予定のコースを提案してもらった。それまでの気温が零下であれば氷瀑が見れるかもしれない。見れたらラッキー。このコースで見れる滝は3つ。カクレ滝、金糞滝、神璽ノ滝。雪の量、コースの状況をみてルート変更する予定で計画していた。雪道にしてはちょっと長めだが歩く気満々であった。しかし直前に天気予報が変わり、15:00頃から雨か雪が降る予報に。なので、当日の朝に釈迦岳・神璽ノ滝はカットして、北比良峠からダケ道で下山することに変更した。
7:00正面谷駐車場着。天気が下り坂のせいか、既に多くの車が駐車している。スノーシューを持参したが、不要だろうとの判断でアイゼンのみ持参する。装備を整え7:20登山開始。開始早々は雪はほどんどない。登り始めてすぐに1つ目の滝「カクレ滝」へ。その名前のとおり、登山道からは滝は見えない。登山道を渡渉して少し入ると立派な滝がある。滝は勢いよく流れているがその脇が氷結してる。氷瀑とまではいかないにしても、凍った滝が見れたのでラッキー!ここからアイゼンを装着する。すぐに堂満ルンゼの分岐がある。ネーミングが可愛くて気になるが、私のような者が行く場所ではないのだろう。金糞峠まで登りが続く。雲り空だが風がなく穏やかな天気で気持ちがよく、片栗粉のような雪は締まって歩きやすくてとても楽しい。振り返ると琵琶湖を挟んで鈴鹿山脈の向こうの三重県は晴れているのだろう、陽が射して山並みがとても美しい。既に十分満足感を味わっている。金糞滝手前の堰堤を流れる水が凍ってなかったので、金糞滝も凍ってないだろうとのことで、金糞滝はパスした。
金糞峠を少し過ぎて、手作りの木の橋をいくつか渡り、上林新道からコヤマノ岳に向かう。トレースがしっかりあるので歩きやすいが、1人なら間違いなく道迷いするだろう。冬枯れの美しいブナ林がとても美しく絶景だ。振り返ると蓬莱山もとってもきれいで、まるで水墨画のようだ。静かでなんとも贅沢な時間だ。琵琶湖に浮かぶ4つの島もちゃんと見え、横山岳、金糞岳、伊吹山、霊仙山、鈴鹿の山々を見渡せる。ここまで来たら武奈ヶ岳はもうすぐだ。小さく山頂にいる人が見える。天気がよければもっと多くの人がいるのだろう。武奈ヶ岳のNewプレートも確認したい。
11:00武奈ヶ岳到着。山頂は風がきついが、すぐに下山しなければいけないほどの寒さではない。Newプレートも確認できた。昼休憩を八雲ヶ原手前でとるため武奈ヶ岳をあとにする。夏道にも冬道にもトレースがしっかりある。ザクザク気持ちよく降りていく。昼休憩を終えて歩き始めると、予報より早く小雨が降り始めたが、大雨ではないので雪山ハイクを楽しむことができた。途中、テント跡もいくつか残っていた。風がなくても、雪の状態から風の通り道を確認し、テントを張る場所を決めるようだ。
カモシカ台で小休止。降っているのか止んだのかわからない程度の雨だ。登山道にはまだ雪はあるが、暫く歩くと土が見えてきたのでアイゼンを外す。しかしドロドロの登山道ではなので歩きやすい。14:00大山口到着。最後まで気持ちよく歩けた。その頃には雨はすっかりやんでいた。絶景を堪能でき、雪道を歩くのが最高に楽しかった。
【日 時】2023年(令和5年)2月17日(金)
【天 気】晴れ時々曇り
【参加者】Y森(CL記録),K澤,Y田比,O本紀,S井,T中千,N堀,A隅の8人
【データ】距離14K 累積標高差820m 行動時間約6時間
【コースタイム】
8:37鷹峯源光庵前バス停発(152m)→9:31京見峠茶屋(376m)9:38
→9:45京見峠 (410m)→9:55山の家はせがわ10:09→
10:24ビューポイント(429m)10:28→11:12沢の池林道に出る(325m)
→11:28菩提滝(275m)11:36→11:52沢の池林道分岐点(325m) →12:12沢の池北端で昼食(375m)12:44
→12:51沢の池東端(375m)12:57→13:44北山杉地帯(257m) →福ケ谷林道→14:04白雲橋(121m)
→14:31高山寺散策後[栂ノ尾]バス停着(135m)
~ 冬の晴れ間、菩提滝とエメラルドリグーンの沢の池を楽しむ ~
【内容】
今回は、鷹峯源光庵前バス停から出発して、前回下りてきた長坂越の登りからの始まりです。前回ここを下った時は、登るのはきつそうだなと思っていましたが、
皆さんとおしゃべりしながら登ると、いつの間にか登れました。京見峠手前の京見峠茶屋で休憩。前回は、雪を被っていた島岡剣石の歌碑も雪がないので簡単に
見つかりました。さてここから少しで京見峠です。昔、丹波から京を目指した人が初めて京の都を一望できた場所なので京見峠とついたとか言われています。
前回程ではないですが、今日も残雪が少し残っています。道路が凍っていたり、苔がついていたりと滑る要因がいっぱいです。気を付けて歩きます。しばらく歩くと
レストラン「山の家はせがわ」に到着しました。ここの外のトイレをお借りしようと思っていたのですが、訪れるとご主人が「屋内のトイレを使ってください」と
言って下さりお借りしました。外のトイレは凍り付いてしまうので冬は利用できないとのことでした。ハンバーグがメインのお店です。また、訪れたいお店ですが、
少し遠いですね。
お店を出て雪が残る林道に入ります。ビューポイントに寄って京都市街を望みます。ちょっと霞がかかり見づらいですが確かに京都の街が見えます。その後、林道を離れて
山道に入っていきます。緩やかな登り下りも一部急な箇所があるので滑ります。要注意。また、木々に乗った残雪が、溶けて一気に落ちて、雪のシャワーを浴びること
もあります。犠牲者約1名、雪を被ってしまわれました。要注意。
さて沢の池林道に出ました。菩提滝に行きたいのだけど、遠おうそうです。地図の縮尺から約750m、往復40分程かとの結論で、行くことに決まり。菩提川に
沿って緩やかな下りの道です。滝に着くと滝下からは、真下に下りる階段が崩壊していて下りられず、上から見ることになりました。掘れた岩に沿って流れる布引の
滝のような感じでした。全体で落差15m程の滝です。滝の全体が見えたら良い滝だと思います。
林道に戻り「沢の池」へ。湖面は奇麗なエメラルドグリーンです。光の加減で半分が奇麗なエメラルグリーンでした。この池は水の確保が難しい地域だったのか、
江戸時代に作られた灌漑用水とのこと。「沢の池」北端で少し寒いですが昼食。湖畔には、石段があったのでそこを確保、足が楽でした。食後、池の東端にもう一度
下りて景色を楽しみました。池から離れると、緩やかな道から、やがて急な道になります。岩や石、落ち葉等が出てきて慎重に下ります。
やがて福ケ谷林道へ、周りは北山杉の美しい杉林に変わりました。今まで台風などで崩壊、倒木と整備されていない木々を見てきたので圧倒的にきれいです。
ゆっくりと美林を鑑賞しながら、そのうち白雲橋に到着しました。お寺の散策を兼ねて高山寺まで行きます。
高山寺は秋以外、国宝展示物以外は無料です。あわただしく境内を散策しましたが、1時間くらい必要ですね。そして「栂ノ尾バス停」で終了。
今回は滝あり池あり美林ありと変化に富んだトレイルでした。お疲れ様でした。 (記 Y森)
【日 程】2023年2月16日(木)曇り
【参加者】T本、I野
【コースタイム】
マキノ高原温泉さらさ前(08:00)・・・西山林道出合(09:00)[10分休憩]・・・展望ベンチ(09:30)・・・寒風(10:40)・・・大谷山手前(11:00)・・・寒風(12:25)[35休憩]・・・展望ベンチ(12:35)・・・西山林道出合(13:00)・・・マキノ高原温泉さらさ(13:25)
【報 告】
二日ほど寒波が続いて山にも雪が積もった頃だと、マキノの寒風から大谷山へ雪山ハイキングに行った。マキノ高原の駐車場はうっすらと雪が積もっている程度、スキー場のスロープも所々地面が見えている。8時に登り始めて、一時間ほどで西山林道出合に着くと新しい雪でくるぶしあたりまで埋まる。先行が3人ほどいてトレースを着けてくれているので、アイゼンを着けてすいすいと登ることができる。所々吹きだまりで深く沈むところもあるが、軽快な雪山歩き。
標高が600メートルあたりを過ぎると雪もさらさらとしてきて、風で飛ばされたところはやや凍り付いた古い雪が現れてくる。天気はどんよりとして、時折あられのような雪が降ってくるが、マキノとびわ湖の景色もきれいに見え、その向こうに鈴鹿山系から伊吹、金糞岳までよく見渡せる。
寒風山頂は後から戻ってくるので、その先はノートレースの稜線をサクサクと歩いて一旦下っていく。大谷山に登り始めたところで、Iさんが落とし物をしたということで引き返す。すぐ近くにあるかと思ったら、ずんずんと戻っていくので一緒に寒風まで戻り、そこで昼食にして後で探すことにした。風も穏やかで眺めもよい山頂、他にスノーシューで通りかかった登山者が私たちのトレースをたどって大谷山の方へ、絶好の雪山日よりだった。
昼食後少し下ったところで落とし物を見つけそのまま下山。マキノ温泉さらさで汗を流してさっぱりとしてそれぞれ帰路に就いた。
参加者:K内
コース・タイム:9:00自宅発→9:30栗原・権現山登山口付近P~
10:10登山届ポスト ~11:25ズコノバン(霊仙山分岐)~12:30権現山~13:10ホッケ谷道分岐~14:45・735 ~16:30林道① ~17:00林道②分岐 ~17:15車着(車掘り起し)17:30→18:15自宅着
記録:
日曜日で一日晴天との天気予報に、当然登山者は多い。他府県ナンバーで前輪のみ二駆の大型車が登れず、林道ど真ん中でもたついている。2年前もそうだった。仕方がないので車からスコップを持ち出して脱出を手伝ったが埒が明かず、バックで避けてもらった。(30分のロス。)比良の雪を舐めんじゃないよ!と心で毒づきながら登れるだけ車を進め、枝道に突っ込んだ。
犬連れ、子連れ、若者たち、アイゼンをはめ楽し気に歩いておられる。ゆっくりの私は写真を撮りながら後に続く。曇りだった天気が怪しくなり、ついに雪が降り始めた。木の間から覗き見る琵琶湖は鈍色で、趣がある。とろとろ登っていると、下りの人が多くなった。
まだ11時、天気もマシになってきたのにもう帰るの??登りに少し言葉を交わした犬連れの二人に、「権現までですか?晴れてきて良かったですね。」と言ったらちょっと嫌な顔をされた。雰囲気を読まず望まれない発言をする癖があるらしいと最近気づいてはいたが、今日もやってしまったらしい。山頂で雪になり、仕方なくみんな下ってきたようだ。(ごめんなさい。)
空は青さが増し、ついに紺青となった。冬ならではの好きな色だ。人気のない権現で琵琶湖の景色を独り占め。
沖ノ島から近江大橋まですべて見渡せる。気分よく先へ進み、ホッケ山の登りのしんどさは経験済みなので、早々とホッケ谷道へ入った。バフバフと新雪を踏み込む。誰かが紐で印を付けている。ラッキー!最後まで付けていて、と願ったが、やはり途中で見失った。人をあてにせず、雪のない時期に自分でしっかり印付けをしようと、
確か去年も思ったはずだったが・・。結局今回もほとんど同じ場所で道探しに手間取り、夕暮れ寸前の下山となった。
*比良の雪を舐めていたのは地元の私も同じ。無理やり突っ込んでおいた車の掘り出しに、時間がかかった。四輪駆動でも駄目。スコップがなかったら脱出できないところだった。猛省・・。
*1991年発行の昭文社地図を見てみたら、点々でホッケ谷道が載っていた。・735あたりからホッケ谷に下っている。これでは使えない。やはり自分で頑張って印付けをしてみよう。
[山行日] 2023年2月5日(日)
[参加] 20名
[コースタイム] 三井寺駅7:56—三尾神社8:21—8:45小関越—9;14坊越峠—9:32長等山—灰山庭跡
--10:40如意ヶ岳—11:15大文字山—雨社大神—池谷地蔵—洞穴—如意越県境—13:25三角点370.3—
13:37長等山テラス—早尾神社下—15:04宇佐山—15:39宇佐八幡宮—16:05近江神宮前駅
[感想]
先月に引き続いて日曜日の例会は晴れました!今日は距離が長くなるというので覚悟してましたが、お天気のおかげで眺めもよくて気持ちよく歩くことができました。大文字山でのお昼休憩ではまさかのトンビ襲来を受けるなんて、思ってもみませんでした。初午の日のお稲荷さんを作ってきたので食べようとした瞬間に、何かが通り過ぎて、一瞬隣の人が横取りしようとしたのかな、って思ったくらいでした。おいなりさんは半分落下して食べられなくて(笑)
隠しながら食べてると、次のターゲットは隣の○○さんのソーセージ!笑うしかなかったです~ 食事のあとは下山し今日のメインのお山、宇佐山へ到着。低山ながらも急登だと聞いてちょっとへこみました(笑)。すでにもう14キロは歩いてて、少しの疲れと私は空腹もありましたが、歩き出した途中で□□さんと○○さんがなぜか走りだして!え、なんなん?
私も頑張らないと!って気持ちになって先頭グループは早々と歩きだし、衣服調整もせず汗をかいてもそのまま登頂しました!そこからの眺めは疲れも吹っ飛ぶほどで、青い琵琶湖と遠くに雪の伊吹山や霊仙山などが見えて達成感を味わえました。集合写真では△△さんのうさぎ仮面はみんなを和ませてくださり、宇佐山城の歴史などの勉強もさせてもらいました。とても楽しい例会でした。皆さんとおしゃべりしながら楽しく長距離も歩くことができたと思います。
ありがとうございました。 (T)
今年は卯年なので、「兎」か「卯」の字が付く山を探したが、県内には無かった。県外でも遠く、高山か豪雪地帯だったので、この時期には困難。悩んだ挙句、近江神宮のすぐ後ろにある宇佐(ウサ)山へ登ることにした。宇佐山だけならあまりにも物足りないので、大文字山へも行ことに。京阪「三井寺」駅前で集合・出発し、近くの三尾神社で自己紹介とコース説明。この神社の御神紋が「兎」なので、干支山行にふさわしい。小関越から山道に入り、琵琶湖の景色が少し見える長等山で小休止。如意越の尾根伝い、京都府に入ったところの灰山庭跡で比叡山を借景にした巨大な庭石を見る。平安時代の如意寺の一部の遺跡とのこと。
京都東山で一番高い如意ヶ岳は山らしくない山頂。さらに尾根伝いに大文字山へ着くとさすがに人が多い。晴天で大阪のビルも見えるほど上々の展望。食事を始めた頃、トンビがやって来て食べてる人の隙をついて飛び掛かり、手から食べ物を掠めとろうと何度も襲撃。特にいなり寿司が狙われていて、なるほど「トンビに油揚げ」。その後池谷地蔵を経て、隠れ家のような洞穴も見て、長等山テラスへ。ここでも素晴らしい展望。早尾神社下に降りるとほとんどの参加者はヤレヤレという感じだがここからがハイライト!宇佐山の登りに力を振り絞り、三ノ丸テラスに着くとこの日一番の大展望。十分に楽しんで下山し、全員トラブル無く、満足したような雰囲気で無事に解散。お疲れ様でした。
【日 程】2023年2月1日(水)曇り時々晴
【参加者】T本、Nま
【コースタイム】
坊村登山口(08:00)・・・途中3回短時間休憩・・・御殿山(10:35)・・・武奈ヶ岳(11:35)・・・御殿山(12:25)[休憩 20分]・・・坊村登山口(14:15)
【報 告】
1月末の寒波でだいぶ雪が降ったので、雪の武奈ヶ岳山行に出かけた。この日は気温が上がるとの予報だったが、朝は道路の雪も凍り付いていて登山口からアイゼンを着けて登り始めた。樹林帯の中の登山道はつづら折りに付いているが、雪が積もっている斜面は自由に歩けるのであちこちに踏み跡があり、柔らかい雪の上を踏み抜くことが多かった。
途中樹林帯の中で衣服調整、標高700付近の鞍部で小休憩、夏道分岐上部で小休憩とこまめに休憩を取った。それでも雪道のアイゼン歩行の登りはふくらはぎがつらくなる。そんなことで標準タイムの1.3倍ほどで御殿山山頂に着いた。そこから西南稜線をたどって山頂をめざす。10分ほど下るとワサビ峠、ここに中峠からコヤマノ岳への周回できる道があるのだが、すっかり雪庇に覆われて見えない。
稜線を登っていくと風が強くなってきて積もった雪粒を吹き付け、鼻やほほが痛い。少し青空も陽も出てきて美しい景色に癒やされるが、ゆっくり眺めている余裕はない。風に追い立てられるように山頂をめざす。途中下山してきた登山者が「山頂はすごい風ですヨ」とのお知らせ。
ようやく山頂について記念撮影。周囲の山々もきれいに見え、冬の大展望をひとしきり楽しんだところですぐに下山へ。下りはサクサクと雪を踏みしめて軽快に歩く。登りは雪の固いところを選んでいるつもりでも踏み抜くことが多かったが、下りはいくつかのトレースのうち歩きやすいところを選んで進むことができる。やはり登りは視野が狭くなるのか。ワカンも用意していったが、結局アイゼンだけで歩くことができた。
急登の御殿山への登り返しをゆるゆると登って、風も少しおさまった御殿山山頂で昼食休憩。モチ米を混ぜて作ったおにぎりが冷たくなっても柔らかく、カップ麺のそばとの相性抜群。元気を取り戻して下山道を進む。気温が高くなって、樹林帯では枝に積もった雪が「爆撃」してくるのを避けながら登山口まで戻った。大寒波の後、雪山の風情・展望をたっぷりと楽しめた武奈ヶ岳山行だった。
◆日時 2022年6月26日(日) 曇り
◆山域: 高島トレイル
◆参加者 CL:T中t、Ⅿ代、K間、N堀、Y田h、N野、S井、A元、K西、I田、A隅、
K川、K澤、Nま、Y村、H井、Ⅿ内、体験山行・Hま(7月から入会) SL:Y口、他1名
◆コース 朽木桑原登山口8時50分―三国岳11時45分―岩谷峠13時14分―地蔵峠15時37分―
生杉ブナ原生林16時8分 (タイム 7時間17分、距離 10.0㌔)
◆報告者 Y口
JR堅田駅に7時30分に集合し、車5台に分乗。経ヶ岳登山口の朽木桑原に到着後、下山口の三国岳登山口に車をデポしました。デポ先が登山口から遠く、戻ってくるのに時間を要し、出発時間が計画よりも遅れ、担当としては、距離が長いだけに時間が気になりました。
当日の天候は、曇りがちでしたが、蒸し暑く熱中症が心配でした。登山口から長い登り(2㌔ほど)が続きます。今回のこのコースは、高島トレイの一番南から北上するコースです。
アップダウンがあり、変化に富んだコースです。急な下り坂が数カ所ありますが、危険な箇所はありません。秋の紅葉の時期にもう一度歩いてみたいと思いました。
体験山行後入会されたHまさんに感想文を寄せてもらいました。
今回、体験で山友会の例会に参加させて頂きました。
行先もお聞きした名称では検索できず、“はい、参加します”と言ったものの、ここ2年程は真面に山には行っていなかったので、すごく不安でした。20数名という大きなグループでの長い道程でしたが、疲れないスピードで皆が最後まで達成できるよう、気遣われていた事。グループだから出来る、出発点と最終点が違ってもスムーズに移動できるルートが作れる事。経験豊富な方々の、お話が聞けた事、等が印象に残っています。終点までまだまだあるなぁと思った時も、和気あいあいと歩かれている中で、疲れも忘れさせて頂き、楽しい時間が過ごせたと思います。